ニュースでも取り上げられているアマチュアボクシング問題。ボクシング協会会長の振る舞いが話題となっていますが、ご本人のインパクトが強すぎて、ホロスコープを調べてしまいました…
山根明会長のホロスコープ
1939年10月12日 大阪府堺市生まれ
太陽、月 9ハウス
水星、金星 10ハウス
火星、1ハウス
木星 3ハウス逆行
土星、4ハウス逆行
海王星、9ハウス
天王星 5ハウス逆行
月 11ハウス
数秘術
26/8
星読み
太陽と月がともに9ハウス。表の性格を表す太陽と裏の性格・本心を表す月が同じハウスに位置。
ここから読み解けることは、この方は裏表が全くなく、自分の性格そのものを常に表現されているかと思います。影口を言うのではなく、本人に直接申すタイプ。
9ハウスは神秘や未知なるものを表します。
本来はとても信心深く、正義感もある。
視野も広いため、若い時は積極的に海外へ出て事を成していくとこでしょう。海外で成功するタイプの方も多いです。この方が一番輝く時は、信じたものを探求して追求しているときであると思います。目の前のものに満足し、囚われてしまうと、そこで成長はストップします。良いように作用すれば、人々を導くことができるでしょう。
ただ、月が火星とハードアスペクトを取っている可能性が高いです。出生時間が正確に不明なため100%と断言はできませんがおそらくそうだと思います。
これは以下に記載する火星と凶角のため、行いを間違うとせっかくの偉業に雲がかかってしまう性質が。
火星が1ハウス。
火星が堂々たる1ハウスでした。
これはこのお方の性格を大きく表していますね。闘争心にあふれ戦うことを常とします。
攻撃的な姿勢で人生を切り開き、自分の姿勢を曲げません。良い方に作用すれば、正義感を持って常に戦う戦士となるでしょう。 弁護士や検事など適職だと思われます。悪い方に作用すれば、利己的で自分主義、他人に耳を貸さないワンマン人間になってしまいます。
今回問題になっている件は、この火星1ハウスの攻撃的な性質と月とのハードアスペクトが悪い方に作用してしまったのかもしれません。おそらく若い当時は希望に溢れ、その行動力で道を切り開いていったことでしょう。
水星と金星が10ハウスのため、山根会長の社会的な名誉,地位は生まれ持って恵まれた配置にあります。現在の地位を物語っていますね。それが年齢を重ねるにつれ火星1ハウスが保守的な方向に流れ、自分中心の世界を切り開いてしまったのでしょう。
出生当時、土星は4ハウスを逆行していました。土星は人生の晩年期を表していると私は感じます。この方の晩年の課題は、意外なことにホロスコープで観ると「家族」となっているのです。家族が支えになり、同時に家族と真っ向から向き合うことが必要になってくるのではないかと思います。木星は3ハウスなので、兄弟運は良好の運勢。
晩年を幸せに過ごすには、家族が鍵になります。そして本来の9ハウスに習い、見えないものを大切にすることで道は開けていくでしょう。太陽・月が9ハウスのこちらのタイプは、生まれつき神や仏の信仰心が深い。仏の道を歩むこと(祈りを大切にすること)が、最大の開運かと思います。