奇跡のメダイユ教会

パリ最大級のパワースポット:奇跡のメダイユ教会

パワースポット旅行記 第1弾

日本のパワースポット、正確にはイヤシロチやスカラー場と言われる場所は、必ず何らかの歴史的背景があって、それが言い伝えや口コミとなり世間に伝わって行くと思います。

歴史好きな自分にもすごく興味深い場所。

フランス・イギリス旅行中の現在、訪れたパワースポットで特に印象深い場所がありました。

パリ 奇跡のメダイユ教会

パリのサンジェルマンデプレから西に歩いて、世界最古のデパート「ボンマルシェ」の裏手にあるカトリックの教会です。

入り口

身につける人々を病から守り、幸運をもたらす「不思議のメダイ」。
その昔、神父は「このメダルは身につけた者を正しい方向へ導く」と言って、信者に渡していたそうです。

これを身につける人がどんどん幸せになっている。そんな噂が人々の口コミで伝えられました。

そうしてこのメダル(メダイ)を手に入れようと、今でも世界中から信者が訪れる聖地となったのです。まさに「パワースポット」。

レリーフ

入り口を抜け礼拝堂までの通路の脇にかかっているレリーフには、このメダイユが作られた背景や聖カタリナの記録が何枚にも渡って記されています。

1830年、若い修道女カタリナの前に聖母マリア様が現れました。マリア様が広げた両手の指先からは美しい光が漏れ、半球の台座に立っていました。

「この光景をモデルにしてメダルをお作りなさい。信頼を持ってメダルを身につける者は、恵みを受けるでしょう」マリア様の声がしました。

修道女カタリナは神父にこのことを伝え、神父はまず最初に作った2千個のメダルを配布し始めました。

時代は激動の1832年、当時パリでは恐ろしい疫病コレラが大流行していましたが、メダルを手にした人々には回復がもたらされ、それ以来「奇跡のメダル」と伝わるようになったそうです。

礼拝堂

礼拝堂の中は厳かな雰囲気なのにも関わらず、全体が優しく温かみのあるオーラを纏っており、美くしく清らかな空間でした。

奇跡のメダイユ

メダイを売ってくれる修道女は、90歳近い元気なおばあちゃん。首からメダイをぶら下げ、顔はイキイキしていました。メダイ効果で元気なのかもしれません^ ^

礼拝堂の中でも感じましたが、とっても素敵な教会で、温かく優しい雰囲気が、教会全体を包んでいるように感じました。

「場の空気」に感動したサクレクール寺院やモンサンミッシェルの教会では、冷んやり凛とした神聖さを肌でビンと感じましたが、それとは少し違ってこちらのメダイユ教会は、温かな雰囲気に包まれている様に感じました。庶民により近い感じです。

マリア様のパワーをもらい、温かいやさしい気分になる教会でした☆

アクセス

140 Rue du Bac, 75007 Paris, フランス

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